マスクの洗い方!中性の洗剤って何?ガーゼは洗濯機で洗える?
2020/03/6(更新:2022/2/1)
- マスクって、どんな洗剤でどんな風に洗うの?
- 中性って何?
- 手洗いじゃなくて洗濯機でもいいの?
そんな疑問を解決します!
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新型コロナウィルスの流行にともない、マスクを利用することが当たり前になりました。
今まで使用頻度が少なかっただけに「どんな洗剤でどんな風に洗えばいいのだろう?」と迷ってしまいますよね。
そこで今回は、「ガーゼ・布マスクの洗い方」をまとめました。洗剤選びや、洗い方のポイントなど詳しく解説します!
【使い捨て(不織布)マスクについて】
不織布も洗えます!詳しくは別記事で紹介しています。
↓
●不織布マスクの洗い方!
【内容】
- どんな洗剤で洗うのか
- 中性とは何か
- 手洗いの仕方
- 洗濯機で洗える?
サクッと読みたい方は、目次から読みたい項目からどうぞ。
マスクを洗う「中性洗剤」って何?
TVやネットで、マスクは「中性洗剤で洗う」と言われていますが、そもそも中性洗剤って何?って思ったことありませんか?
中性洗剤とは
中性洗剤とは、酸性でもなくアルカリ性でもない。その「中間の性質を持った洗剤」のことをいいます。
洗浄力は弱めだけど、その分「刺激」も少ない。
肌や生地にやさしいので、ガーゼマスクのような「顔につけたり、デリケートな素材を洗う」のに向いているんですよ。
マスクを洗うには「どんな中性洗剤を選べばいい?」
中性洗剤といっても、どんなものを選べばいいのか分かりにくいですよね。
マスクは顔につけるものなので、「オシャレ着用の洗濯洗剤や食器用の中性洗剤」を選ぶと安心です。
成分表の確認の仕方
中性洗剤かどうかを確認したいときは、商品の液性のところを見ると分かります。
液性のところに「中性」と書いてあれば、中性洗剤です。
商品に液性が書いてないときは、製品のHPなどで確認することができます
マスクを手洗いする方法
それではさっそく、洗い方をご紹介します。
マスクの中でも、ガーゼは特にデリケートな素材。生地を傷めないように「手洗い」が推奨されています。
【手順】
- 洗剤水で押し洗い。
- すすぐ。
- 形を整えて干す。
順番に、説明しますね。
洗剤水をつくる
●まず最初に、水(ぬるま湯)を入れた容器に、液を加え「洗剤水」を作ります。
【アクロンの場合】
水1リットルに対し、液「2.5ミリリットル(小さじ半分)」。
※洗剤の種類により量は変わります。
マスクを押し洗いする
●マスクを入れ、やさしく「押し洗い」をします。
(汚れが気になるときは、10分漬けおく)
※ウィルスが他のマスクにつかないよう、1枚ごとに洗剤水を変えるとよい。
口紅やファンデーションの汚れには、「食器用の中性洗剤」がGOOD!液を直接つけて馴染ませると取れやすいですよ。
マスクをすすぐ
●洗剤が残らないよう、水をためて丁寧に濯ぎます。3回くらい水をかえましょう。
激しくすると、生地がいたむ原因に。ゴシゴシしないように、やさしく濯いで。
マスクを「水抜き」する
●タオルに挟んで「余分な水分」を抜き取ります。
※分厚いガーゼマスクの場合は、洗濯機で軽く脱水してもOK(1分以内)。
乾くまでに時間がかかると、雑菌が繁殖し臭うことも。厚手のマスクは、「水抜き」してから乾かしましょう。
マスクの「形」を整える
●干す前に、形を整えます。
ガーゼマスクは、そのまま干すと「よれよれ」に。手でたたいてシワを伸ばすのがポイント!
マスクを干す
●風通しの良い日陰で、「自然乾燥」。
しっかり乾いたらOKです。
ガーゼマスクを洗濯機で洗ってもいいの?
ガーゼマスクを手洗いするのは、ちょっと手間。洗濯機で洗えないかな?と考える方もいらっしゃることと思います。
それについては、
「長持ちさせたい」など、特にこだわりがなければ洗濯機でも洗えます
ただ、ガーゼマスクは「洗濯機で洗うと繊維が傷みやすい」。ですので、長く使いたい場合は、手洗いの方をおすすめします。
(販売されているマスクの中には、洗濯機OKと書いてある商品もあります)
マスクを洗濯するなら「ネットに入れ弱流・短時間コース」
もしもマスクを洗濯機で洗うときは、「小さめの洗濯ネットに入れる」・「弱流・脱水1分以内の設定」で洗えばOK。
オシャレ着と同様に、「デリケート素材」として扱えば、生地へのダメージを減らせるでしょう。
100均にマスク用の洗濯ネットあり。
マスクを洗う「中性タイプの洗剤」ってどんなものがある?
ところで、「中性タイプの洗剤」ってどんなものがあるの?
家にある洗剤を一部調べてみました。
中性だったものは
中性だったものは、左から
- 「食器用洗剤」キュキュットのハンドマイルド。
- 「オシャレ着用洗剤」アクロン。
- 「洗濯洗剤」ビーズ。
弱アルカリ性だったものは
一方、弱アルカリ性もありました。
- 「ハンドソープ」キレイキレイ
- 「洗濯洗剤」アリエールetc.
同じ目的で使うものでも、中性だったり弱アルカリ性だったり、色々あるようです。
「弱アルカリ性」でマスクを洗ってもいい?
マスクを洗うのは中性じゃないといけないのか?弱アルカリ性で洗っていいのか?気になりますよね。
”ガーゼマスクの洗い方”について、いくつかの番組では「中性洗剤」という表現ではなく、「石けんや洗濯洗剤で洗う」と紹介していました。
マスクの洗剤「さほど気にする必要はない」かも
石けんや普通の衣類洗剤の中には、「弱アルカリ性」の商品も多々あります。
特に液性を指定しなかったことを考えると、弱アルカリ性の洗剤で洗っても、「さほど気にする必要はない」といえるのかもしれません。
マスクを中性洗剤以外の「弱アルカリで洗ってもいいか?」については、個人的にはOKだと思います。
マスクを「やさしく洗いたい」なら中性洗剤
とはいえ、基本は「中性洗剤」。
「マスクを少しでも長持ちさせたい・敏感肌なので優しい成分がいい」、そんな方は「中性タイプ」で洗いましょう。
マスクについた「洗剤の香り」が気になる場合は
また、オシャレ着洗いの洗剤には「香りの成分」が含まれています。
「におい」が気になるときは、風にさらして使用するか、「無香料の中性洗剤」を選ぶとGOOD。
食器用洗剤なら、洗浄後の香りがなく、手軽に使えるのでお勧めです。
まとめ
ガーゼ・布マスクなどの洗い方をご紹介しました。
マスクを洗う時のポイントは
・押し洗いする
・水分を抜く
・形を整えて干す
洗い替えに数枚用意しておき、ローテーションしながら使うといいでしょう。
洗濯や食器洗いのときに、帰宅後の手洗い時に、そして入浴時に。ついでに洗えば負担なく続けられます。
清潔を保ち、いつでも気持ちよく使えると嬉しいですね。
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