マスクをハイターで消毒する方法!花王おすすめの洗い方!
2020/03/18(更新:2020/10/7)
- マスクって、ハイターで漬けおき消毒できるのかな?
- ハイターはどのくらい入れるのかな?
そんな疑問を解決します!
***
ハイターは刺激の強い洗剤。それだけに、マスクを消毒してもいいのか?とか液はどのくらい入れたらいいのか?など心配になってしまいますよね。
そこでこの記事は、花王が公開している「ハイター消毒!布マスクの洗い方」をご紹介したいと思います。
ガーゼなど面素材の布マスクなら、ハイター消毒できます。
家族に感染者がでた場合など、「しっかり除菌したいとき」に、お役立てください。
銀イオンなどで抗菌しているマスクや色柄物には、この洗い方は適していません。また、花王は「使い捨てマスクの再利用は、基本的にお勧めしていない」としています。
【内容】
- 材料
- 消毒方法(洗い方)
- 注意点
布製のマスクを洗う「材料」
「材料」はこちらです。
材料
【材料】
- ハイター
- 洗濯洗剤
- ゴム手袋
- 容器(金属製NG)
※容器については、あればフタつき。なければ洗面器でOKです。
※消毒には、塩素系漂白剤のハイター(衣料用)、もしくはキッチンハイターを使います。
マスクをハイターで消毒する方法
流れとしては、まず洗濯洗剤で汚れを落としてから、ハイター消毒をします
【手順】
- 衣料用の洗濯洗剤に10分浸水。すすいで水気をきる。
- ハイター15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす。
- 水で充分にすすぐ。
- タオルに挟んで水分を吸い取る。
- 形を整えて干す。
下方、順番に説明します。
@マスクを洗濯洗剤に10分漬けて濯ぐ
水に標準濃度の「衣料用・洗濯洗剤」を入れ、混ぜる。
(ここではアクロンを使用)
10分浸す。
もみ洗いはせずに、ただ漬けておく。
(※フタ付きならフタをしておく)
10分後、水をすてる。
水をためる→濯ぐを繰り返す。
水気をきる。
【気を付けること】
- 他人のマスクと一緒に洗わない。
- 繊維をいためるので、もみ洗いをしない。
Aマスクをハイター水に10分ひたす
水1リットルに対して、「ハイター15ml」を溶かす。
(※目安:ハイターのキャップの「半分より少し多め」)
マスクを10分浸す。
漬けおき後、液を捨てる。
Bマスクを水で充分にすすぐ
水をためて十分にすすぐ。
Cマスクを「清潔なタオル」に挟んで水分を取る
濯いだマスクを、清潔なタオルに挟み、余分な水気を吸い取る。
D形を整えて干す
形を整えて、しっかり乾かせばOK。
消毒の後は手を洗おう
しっかり手を洗う。
終了!
ゴム手袋にウィルスがついている恐れあり。マスクを洗った後は、しっかり手を洗おう。
マスクをハイターで消毒するときの「注意点」
ハイターは強いアルカリ性をもつ「塩素系漂白剤」。使用の際には注意が必要です。
【主な注意事項】
- 炊事用のゴム手袋をつける。
- 脱色作用があるので他の衣服につけない。
- 使用の際は換気をし、吸い込まないようにするetc.
使用時には「炊事用のゴム手袋」をつけることが必須。小さなお子様がいる場合は「手に触れないよう」に漬け置く場所など配慮してください。
また漂白剤は「脱色作用」があるため、色柄物には使えません。
他にも気を付けるべき点があります。各自説明書をご確認の上、安全にご使用くださいね。
<参考:花王製品情報>
ハイターは強いアルカリ性の洗剤。敏感肌の場合、刺激があるかもしれません。心配な方は、控えた方がいいかなと思います。
まとめ
花王が勧める布マスクの「洗い方」は、まず洗濯洗剤に漬け置いてから、ハイター消毒をする。
<消毒方法>
- ハイターの量は、水1リットルに対して、15ml。
- ハイター水に、10分漬けおく。
※マスクを洗う時は、もみ洗いをしない。
※他の人のマスクと一緒に洗わないようにすること。
ハイターは塩素系漂白剤。原液に直接触れたり、吸い込んだりしないよう、取り扱いに気を付けよう。
最後に
ハイターを使った洗い方は、基本的に「漬け置くだけ」なのでとても簡単でした。
家族に感染者がでた場合など、「ウィルスをしっかり除菌したい時」に役に立ちそうですね。
もしもの時は、ぜひ参考にしてみてください。
尚、「色柄・布マスクの洗い方」については、こちらをどうぞ。
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