ハイターを使った「除菌シート」の作り方!トイレの感染対策におすすめ
2020/03/26(更新:2020/10/16)
- 家族が感染したかもしれない!
- ハイターでトイレを消毒したいけど、使うたびに液を作るのが大変そう。
- 何かいい方法はないのかな?
そんな疑問を解決します。
***
もし家族が感染した場合、トイレは使うたびに消毒するのがBESTです。しかしながら、何度も液をつくるのは大変ですよね。
そこでこの記事では、「ハイターを使った除菌シートの作り方」をご紹介したいと思います。
除菌シートがあれば、さっと取り出して拭くことができる。トイレを頻繁に消毒するときに便利ですよ。
新型コロナ、ノロウィルス、インフルエンザなど、感染対策としてお役立てください。
【内容】
- ハイターで除菌シートを作る方法
- 保存について
- 作り置きしてもいいの?
ハイターで除菌シートを作る方法
それではさっそく作っていきましょう。
用意するものはこちらです。
用意するもの
- ハイター
- 水
- ペーパータオル
- 密閉できる容器(ジップロックなど保存袋でもOK)
<シートについて>
シートはペーパータオルや古布など、使い捨てできる物が便利。
そのまま処分できるので、感染リスクを減らせるし片付けも楽にできます。
(写真のペーパーは、ダイソーの商品)
作り方
作り方は簡単。
- ハイターを水で薄めて「0.1%濃度の次亜塩素酸ナトリウム(消毒液)」を作る。
- ペーパータオルに、作った液を含ませればOK!
ハイターの薄め方
詳しくは、こちらに書いています。
●ハイター消毒液の作り方!
※トイレは、0.1%濃度。
シートについて
ペーパータオルは薄いので、折っておくと取りやすいです。
除菌シートの使い方
- シートにたっぷり液をふくませて、軽く絞る。
- 消毒したい箇所をぬらすように拭く。
トイレの消毒手順は、こちらに書いています。消毒ポイントなど参考になさってください。
↓
●トイレをハイターで消毒する方法!
除菌シートの置き場所
- 光のあたらないところ。
- 小さな子が触れない所。
ハイターは空気に触れたり、光にあたると濃度が低下します。
戸棚の中など暗い場所に保存し、1日を目安に使い切ってください。
また刺激の強い液なので、置き場所にご留意ください。
ハイターで消毒するときの注意点
- 手袋をする。
- 換気をする。
- 水拭きをする。
※金属はハイターに弱いです。腐食する恐れがあるので、「ドアノブ」などはしっかり水拭きをしてくださいね。
(「ハイター消毒液」の記事後方に、詳しい注意点をまとめています。)
ハイター消毒液は作り置きしてもいいのか?
ところで、ハイターは時間がたつと濃度が薄まっていきます。作り置きしてもいいの?と不安になってしまいますよね。
結論からいうと、1日なら消毒効果は持続しているかなと思います。
(ただし、0.1%など濃い濃度の場合)
ネットで調べたところ、0.02%の薄い濃度は、数時間しか持たない。0.1%の高い濃度は保存状態がよければ、1週間くらいはもつとの情報がありました。(正しい情報かどうかは不明)
施設や飲食店では、「0.1%濃度を1日ごとに作り替えている」という話しもよく耳にします。ですので、濃い濃度であれば1日間は使えるのではないでしょうか。
個人的な見解。あくまでご参考程度に。
<古いハイターは濃度が薄い>
また、3年経過したハイターは「濃度が不安定」です。薄々の消毒液ができてしまえば、殺菌効果もない。新しいハイターに買い替えることをお勧めします。
まとめ
トイレを消毒するときは、除菌シートを作っておくと便利。
【作り方】
- 0.1%濃度のハイター消毒液に、ペーパータオルや小さくカットした布を浸す。
【注意点】
- 密閉する。
- 光にあてない。
- 素手で触らない。
時間がたつと濃度が低下するので、1日で使い切ろう。
最後に
家庭内に感染者がいる場合、トイレは使うたびに消毒するのがお勧めです。
液を何度も作るのは大変だけど、シートを準備しておけば、ささっと消毒できる。負担を減らせるので助かりますね。
ハイター消毒は、新型コロナウィルス、ノロウィルス、インフルエンザなど、感染症対策に有効です。
家族が感染した時など、緊急時にお役立てください。
【関連記事】
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