消毒用エタノールって薄めるの?IPって何?使い方や違いを解説!

消毒用エタノールって薄めるの?IPって何?使い方や違いを解説!

消毒用エタノールって薄めるの?IPって何?使い方や違いを解説!

2020/02/1(更新:2022/4/24)


  • 消毒用エタノールは、そのまま手につけても大丈夫かな?薄めた方がいいのかな?
  • IPってのもあるけど、どっちを買えばいいんだろう。


そんな悩みを解決します!



<無水など種類については、こちら>
●エタノールの種類や違い


***


コロナの影響で、手の消毒が当たり前になりました。


「消毒用エタノール」を使ってみたいけど、そのまま手に付けて良いのかな?液が濃そうだから、薄めた方がいいのかな?


また、IPって何?
など何を買えばいいのかと悩む方もいらっしゃることと思います。


消毒用エタノールとIPの違い


そこでこの記事では、「消毒用エタノールの使い方やIPとの違いについて」まとめました。


迷った時は、ぜひ参考になさってください。



【内容】

  • 使い方
  • IPとの違い
  • 注意点


サクッと読みたい方は目次から読みたい項目を選んでください。



消毒用エタノールの使い方は?液は薄めずにそのままつけるの?

消毒用エタノールは薄めずに使える


「消毒用エタノール」の使い方は簡単!薄めずにそのまま使えばOKです。


消毒用エタノールはすでに薄めてある

というのも、「消毒用エタノール」は、手指や器具の消毒用として作られた商品。


すでに約80%くらいに濃度調整済なので、そのまま使うことができるんです。



無水エタノールやエタノールは薄めて使う

無水エタノールは薄めて使う


ただ気をつけないといけないのは、エタノールには種類があって、「無水エタノール」や「エタノール」は、そのままでは消毒液として使えません。


無水エタノールやエタノールを使う時は、希釈して使ってください。


<希釈の仕方はこちら>
●「無水エタノール」で手の消毒液を作る!


<種類や違いを知りたい方はこちら>
●エタノール「無水や消毒用・IPの違い」は何?


燃料用アルコールは消毒液ではない

燃料用アルコールは消毒液ではない


それともう一つ注意。


同じ陳列棚には、「燃料用アルコール」という消毒液っぽい名前の商品があります。


これは消毒液ではありません。「メタノール」といって人体に有毒です。間違えて買わないようごお気を付けくださいね。



「消毒用エタノール」と「消毒用エタノールIP」の違いって何?どっちを買えばいいの?

消毒用エタノールとIPの違い


ところで、消毒用エタノールの陳列棚には、「消毒用エタノール・IP」という似た名前の商品もおいてあります。


どっちを買えばいいのか悩んでしまいますよね。


結論からいうと、殺菌効果は両者同じ。なので、どちらを選んでもいいです。ただIPの方が値段が安いので、その分お買い得になります。



主な違いは「成分と酒税」

  • 成分の違い
  • 酒税の有る無しetc.


消毒用エタノールとIPの主な違いは、含まれる成分が若干違ったり、酒税がかかるか否かにあるようです。


IPは酒税がかからないので安い

消毒用エタノールとIPの違い


●消毒用エタノールは、酒税がかかる分「高い」。


●消毒用エタノールIPは、酒税がかからない分「安い」。


IPには添加物としてイソプロパノールが含まれており、イソプロパノールは酒税がかからないため、その分「安く提供できる」らしい。



IPがお買い得

値段の高い方が、効果がありそうな気がしますが、販売元のサイトでは「両者の効果は同じ」と記載がありました。



「値段の高い方が効果がある」という訳ではない。なので店頭にどちらもある場合は、「IPがお買い得」かなと個人的に思います。



<参考:健栄製薬のサイト消毒エタノール・IPとの違い



消毒用エタノールとIPの違い


私は、買う時に悩んで「取り合えず高い方(消毒用エタノール)」を選びました。


次は「消毒用エタノールIP」を買う予定です。


効果が同じなら、100円でも安い方がいいですよね^^



消毒用エタノールの容器について


ボトルで買った場合、アルコール対応の「スプレー容器」に入れると使いやすくなります。


私は、空っぽになった消毒容器を「再利用」しています。


※パッケージには「他の容器に詰め替えないように。誤用の原因になったり品質が変わることがある」と注意書きがあります。お知りおきください。



ノズルがついた商品」も便利そうです。


【楽天】 消毒用エタノールIPスプレー 500ml
(追記:2/1時点、商品売り切れたみたいm(__)m)




消毒用エタノール(IP)「使用上の注意」

消毒用エタノールは、手軽に買えて使い方も簡単ですが「高濃度のアルコール」。取り扱いには注意が必要です。


【主な注意事項】

  • 引火しやすい。火のそばで使わない
  • 目や口など粘膜につけない
  • 密栓し、直射日光の当たらない涼しい場所に保管するetc.


万が一、口や目など粘膜に触れたときは「大量の水」で洗い流すこと。


飲み込んだ場合は、「水を飲ませて吐かせる」等の処置をし「医師の手当て」を受けること。


特に、小さなお子様がいる場合は「誤飲しないよう」置き場所に配慮してください。


その他にも注意すべき点はあります。「パッケージの注意事項」を必ずお目通しの上、ご使用になってください。

<使用上の注意>
消毒用エタノール使用上の注意
*
消毒用エタノール使用上の注意


まとめ

手や物を消毒したいときは、「消毒用エタノール」がおすすめ。


消毒用エタノールにはIPと付くのもあるが、同様に手や物の消毒に使える。IPの方が安くてお買い得。


【消毒用エタノールの使い方】

  • 薄めずそのまま付ける。

無水エタノールは薄めて使う。
※アルコール対応容器にいれよう。



最後に

消毒用エタノール


消毒用エタノールは、新型コロナの感染予防だけでなく、カビ防止にも使えます。


窓枠とか、エアコンの吹き出し口とか、液をつけておくとカビが生えにくくなり掃除も楽に♪


消毒用エタノールは、暮らしに役立つ便利アイテム。ぜひ活用してみてくださいね^^




【関連記事】
●手の消毒液の作り方!
●ハイター消毒の作り方!
●エタノールの種類や違いは何?




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