
2020/04/16(更新:2025/9/2)
そんな疑問を解決します!
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ハイターは塩素系漂白剤。液の量を間違えたらどうしようって思うと、不安になってしまいますよね。
そこでこの記事では、ハイターで除菌・消毒液を作るときの「希釈」についてまとめました。
液量を知りたい時に、参考になさってください。
除菌や消毒に使う場合は、3つの濃度「0.02%、0.05%、0.1%」を知っておけば大丈夫です。
汚染レベルに合わせて、濃度を変えます。
ドアノブやイス、テーブルなど手に触れる物を消毒したい場合は、薄めの濃度「0.02〜0.05%」でOK。
体液で汚れた物やトイレなど確実に菌がついていて「しっかり消毒をしたい時」は、濃い目「0.1%」に調整します。
※「新型コロナ対策」として厚生労働省は0.05%と0.1%を推奨しています。
3つの濃度の作り方は下記の表をご参照ください(花王サイトを元に算出)。
0.02% | 0.05% | 0.1% | |
---|---|---|---|
購入〜3カ月以内 | 2ml | 5ml | 10ml |
購入〜1年以内 | 3ml | 7.5ml | 15ml |
購入〜3年以内 | 5ml | 12.5ml | 25ml |
※購入後(開封後)は少しずつボトル内で濃度が薄れていく。よって保存期間によって希釈が変わります。
●購入から3カ月以内なら、ハイター約2ml
●購入から1年以内なら、ハイター約3ml
●購入から3年以内なら、ハイター約5ml
●購入から3カ月以内なら、ハイター約5ml
●購入から1年以内なら、ハイター約7.5ml
●購入から3年以内なら、ハイター約12.5ml
●購入から3カ月以内なら、ハイター約10ml
●購入から1年以内なら、ハイター約15ml
●購入から3年以内なら、ハイター約25ml
ハイターを量る際は、ペットボトルのフタが便利。フタの容量は、おおよそ5mlです。
キッチンハイターの販売元である花王は、こう記しています。
購入時期が不明な場合や、直射日光にあたる場所や高温で保管して濃度の低下が不安な場合は、購入から3年以内の濃度で調整してください。なお、ご購入から3年以上経過した古い製品では、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が著しく低下している場合がありますので、ご使用はおすすめできません。<花王サイトより引用>
つまり、買って3年以内であれば、濃い目に希釈すればOK
しかし、3年以上経った古すぎるハイターは、除菌・消毒効果が薄れている可能性があり。しっかり消毒したいのであれば、古いハイターは使わない方が無難!ということですね。
もし家族がノロウィルスや新型コロナに感染したとして、必死に消毒しても「効果がなければ意味がない」。
あいまいな古いハイターは処分し、新しく買いなおすことをお勧めします。
古いハイターの捨て方はこちら。
↓
ハイターの希釈液を500ml作るときは、ペットボトルを利用すると簡単です。
500mlのペットボトルにペットボトルのフタ1杯分のハイターと水500mlを加えればOK!
0.05%濃度の希釈液をささっと作れます。
詳しくは、こちらの記事を参考になさってください。
↓
また、ハイターは取り扱いを間違えると危険。
注意点を書いてますので合わせてお目通しくださいね。
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以上、ハイターの希釈についてでした。
●キッチンハイターは「希釈する」と消毒液として使えます。
もし、購入日が分からない時は「購入から3年以内」で希釈すればOK。ただし3年以上経過しているときは、使わない方がいいです。
ハイターはたまに使う程度でしたが、コロナのこともあり、急に身近なものとなりました。アルコール消毒液に比べて、「かなり安く買いやすい」のがいいですよね。
また、ハイター消毒液は、新型コロナウィルスだけでなく、ノロウィルスやインフルエンザ、食中毒にも有効。1本持っていると役立つこと間違いなしです。
これからの暮らしに、ぜひお役立てください。
【ハイター消毒液の関連記事】
●ハイター消毒液の使い方
●ハイター消毒液の作り方!
●ハイターの捨て方!
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●マスクの洗い方!
●手の消毒液の作り方!
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