【エアコン】吹き出し口についた「黒カビ」の落とし方&除菌や予防方法!

【エアコン】吹き出し口についた「黒カビ」の落とし方&除菌や予防方法!

【エアコン】吹き出し口についた「黒カビ」の落とし方&除菌や予防方法!

2019/10/25(更新:2025/9/9)


  • エアコンの吹き出し口に黒いポツポツしたものが!
  • 手の届かない部分とか、どうやって拭けばいいの?


このような悩みを解決します。


***

お掃除しようと覗き込んだら、吹き出し口にカビが生えて真っ黒に・・・。


「何を使って、どうやってお掃除すればいいの?」と困ってしまいますよね。


そこでこの記事では、「吹き出し口についたカビを手軽に落とす方法」をご紹介します。



手軽に落とすコツは
@ウエットティッシュなどで拭き取る
A仕上げにアルコール消毒をする
が、おすすめです!


自分でお掃除したい方は、ぜひ参考になさってください。


エアコンの吹き出し口についた「黒カビ」の落とし方


吹き出し口のカビは、ただ表面にのっているだけ。一見取れにくそうですが、拭けば簡単に落とせます。


ここでは、2パターン紹介しますね。


  1. 羽のすき間から拭く方法
  2. 羽を外して拭く方法


<掃除の前に電源OFF>
電源を切って作業してください(コンセントを抜く又はブレーカーを落とす)。



@吹き出し口のカビ「隙間から拭く方法」

お掃除棒で吹き出し口を拭く


まず一つ目は、「お掃除棒」を使って拭く方法です。


お掃除棒は、羽のすき間に通るので「羽を外さずにお掃除したいとき」に便利です。


お掃除棒の作り方

【手順】
お掃除棒の作り方


ウエットティッシュを割りばしの間に挟み、くるくる巻くだけなので簡単。


汚れたら、「新しいウエットティッシュ」に交換します。


ポイ捨てできるので、片付けが楽なのがいいですよ。


弾力が欲しいときは、湿らせたハギレでもOK。


Aお掃除棒を使わず「羽を外して拭く方法」

「吹き出し口や羽までもカビだらけ!」


そんな時は、お掃除棒でちまちま拭くのは大変。羽を外した方が手っ取り早いです。


羽の外し方


外し方は、機種により違うので取説をご確認ください。我が家のエアコンは、フック(?)を数か所とれば外れました。



古い機種は「破損しやすい」ので注意

作り方


ただし、エアコンが古い場合は、劣化により破損しやすいです。


私は、折ってしまいました(汗)。少し折れただけなので、そのまま使っていますけどね。


10年以上経過しているような古い機種だと、「交換したくても部品が無い」ことも。取り扱いには、注意してください。


古いエアコンは壊れやすい。無理に動かさない方がいいかも。



羽の洗い方


外した羽は、ブラシなどでこすり洗います。



吹き出し口の拭き方


吹き出し口は、ウエットティッシュやハギレで拭けばOKです。



見た目は綺麗でも「水拭きだけじゃ不十分」


ウエットティッシュで拭けば、表面のカビはほぼ落とせると思います。


けれど、気をつけないといけないのは「水拭きだけじゃ不十分」ということ。


見た目は綺麗でも、カビ菌は全然残ってるし、湿り気で繁殖する恐れもあるんです。


なので、水拭きした後は、「除菌・殺菌をすること」。そして、水分が残らないよう「乾かすこと」が大切です。


方法は、下方で解説します。



エアコンの吹き出し口「カビを除菌・殺菌する方法」

「消毒用エタノール」で除菌する


除菌・殺菌には、消毒用エタノール(アルコール消毒液)を使います。


濡れていると除菌効果が薄れる。乾いたクロスなどで拭いてから、散布してください。


●消毒用エタノールって薄めるの?IPって何?


散布の仕方


布に液を含ませ、拭いて塗り付ける。


もしくは、吹き出し口にスプレーしてもOK(吸い込まないよう気を付けてね)。


定期的に散布するとGOOD。カビが生えにくくなります。



無水エタノールで除菌するときは


「無水エタノールやエタノール」も除菌に使えます。ただし、原液のままでは殺菌効果がないので、希釈してから使ってください。


●無水エタノールでアルコール除菌スプレーを作る方法



消毒用エタノールの代わりになるもの

もし消毒用エタノールがない場合は、ハイター(水で薄めたもの)でも代用可。


ただし、ハイターは金属を腐食させるので注意。吹き出し口の周りを拭く程度がよさそう。


●ハイター消毒液の作り方!容器や保存・注意点について


<注意>
ハイターは、吸い込むと危険。スプレー容器での使用はNGです。



送風・暖房で乾燥させる


あと、羽を洗ったり、ファン(吹き出し口から見える黒い筒)に水分がついた場合は、しっかり乾かしておきます。


20〜30分くらい「送風や暖房」をつければOKです。


<冷房後も送風運転>
冷房を切った後は結露ができやすい。結露はカビの原因になるので、冷房後は「送風運転」しよう。



「吹き出し口の奥にカビが!」拭きたい時の秘策


ところで、吹き出し口をのぞきこむと、さらに奥の方の「壁側の汚れ」が気になってしまいますよね。




そこで使えるのが、お掃除棒ならぬ「お掃除板」。


手や棒が届かないファンの裏側「奥の方のカビ」を、微力ではありますが、拭くことができるんですよ。



【作り方】

  • やわらかいまな板(100均)を細長くカット。
  • 湿らせた古靴下をかぶせる。


拭き方


靴下をはかせた板を、ファンの裏側部分の隙間にゆっくり挿入。上下左右に動かし、汚れを落とす感じ。


スキマワイパーも活用できます。



※注意
ファンに圧力をかけると破損の恐れあり。慎重に作業してください。



エアコンがカビだらけなら分解掃除する


お掃除していると、更に奥にある黒い筒(ファン)の汚れも、気になりますよね。


ブラシなどで表面上は綺麗にできても、内部のカビまでは難しいです。
気分すっきりリセットしたい時は、分解掃除をお勧めします。


分解掃除について

分解掃除とは「カバーを外して中を洗剤で洗い流す方法」です。


<二択>

  • 業者に頼む。
  • 自分でする。


業者に頼むのが一般的だけど、中には「自分で洗浄したい」と考える方もいらっしゃるでしょう。私もそうでした。


でもまずはプロに頼むことをお勧めします!


その理由は、技術を目で見て学べるからです。



自分で分解洗浄した結果


我が家では、過去に3台ほど自分たちで洗浄しました。



機械好きの主人はとことん分解!興味津々で楽しそう。その反面、私は壊れないかとヒヤヒヤ。


途中、エアコンを覆うカバーがはがれて汚水流出したり(汗)。


お金が浮くのはいいのですが、初めてなだけに失敗や不安もありました。


<メリット>

  • 節約できる。
  • 好きな時にできる。


<デメリット>

  • 労力がいる。
  • 事故や故障への不安。



プロに頼んでみた結果


ちなみに、翌年はおそうじ本舗さんに頼んでみました。


たったの2時間弱で、カバーの裏側まで綺麗に。


養生の仕方を観察したり、質問したり。講義のように活用して、かなり勉強になりました。


<メリット>

  • 安心して任せられる。
  • 楽できる。
  • 技術を学べる。


<デメリット>

  • お金がかかる。



実際に頼んでみた感想や様子はこちら

●エアコンの洗浄を「おそうじ本舗」に頼んでみた!感想と作業内容を紹介



プロに頼んで「安心と学びを買う」


そんなわけで、不安なときだけでなく、自分でしたい方も、まずはプロに頼むことをお勧めします。


安心と学びを買う。


そう考えれば、高くても「価値ある出費」ではないでしょうか。


***


ちなみに私が依頼したのはこちらです。


<お掃除本舗>



エアコンクリーニングならおそうじ本舗




まとめ

●エアコンの吹き出し口の汚れは、ウエットティッシュで拭くと簡単に落とせる。


●仕上げに「消毒用エタノール」でアルコール除菌することが大事。


●羽やファンに水がついたときなどは、送風や暖房をつけて乾かすようにしよう。


●カビがひどい時は、分解掃除も視野に。



最後に


長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。


エアコンを掃除すると、空気がきれいに感じて、うれしいですね♪


気になる汚れを一掃して、気持ちの良い日々をお過ごしください。



<関連記事>
●エアコン「おそうじ本舗」に頼んでみた!
●【エアコン】フィルターの掃除方法


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