

2020/04/30(更新:2026/08/20)
そんな疑問はありませんか?
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家族が感染症にかかったとき、「使った食器も消毒した方がいいのかな?」と心配になりますよね。
でも、感染症によって食器の扱い方は異なります。
新型コロナウイルスについては、厚生労働省では、感染者が使った食器や箸なども通常の洗浄でよく、別に洗う必要はないと案内しています。
一方、ノロウイルスなどで食器が汚染された可能性がある場合には、次亜塩素酸ナトリウムや熱を使った消毒が必要になることがあります。
そこでこの記事では、
について、現在の情報をもとに分かりやすくご紹介します。
結論からいうと、普段使っている食器を毎回ハイターや熱湯で消毒する必要はありません。
食器用洗剤を使ってきれいに洗い、十分にすすいで乾燥させるのが基本です。
また、家族が新型コロナウイルスに感染した場合も、厚生労働省では、食器・箸・スプーンなどを分けて洗う必要はなく、通常どおり洗浄すればよいと案内しています。
ただし、洗う前の食器や箸などを家族で共用しないようにしましょう。
一方で、ノロウイルスへの感染が疑われる場合や、嘔吐物などで食器が汚れた場合には、通常の洗浄に加えて消毒が必要になることがあります。
食器を消毒する方法として、家庭で取り入れやすいのは次の2つです。
ただし、食器の材質や感染症によって適した方法が異なります。
食器の表示や、使用する製品の注意事項も確認してから行ってください。

キッチンハイターは、次亜塩素酸ナトリウムを含む台所用の塩素系漂白剤です。
食器の除菌にも使用できます。

まずは、食べ残しや油汚れなどを落とします。
汚れが残っていると消毒の妨げになることがあるため、食器用洗剤で洗っておくと安心です。

花王のキッチンハイターでは、食器などを除菌するときの目安として、
に薄めて使用します。
※キャップ1杯は約25mlです。
製品によって使用量が異なる場合があるため、必ず使用する商品の表示を確認してください。

食器全体が浸かるように入れ、除菌の場合は約2分つけ置きします。
以前この記事では10分としていましたが、現在の花王の案内では、食器などの除菌は約2分が目安です。
漂白を目的とする場合は、除菌とはつけ置き時間が異なります。使用する商品の表示に従ってください。

つけ置きしたあとは、流水で十分にすすぎます。
花王では、食器全体を流水で30秒ほどすすぐよう案内しています。

すすいだあとは水気を切り、十分に乾燥させます。
自然乾燥させるか、清潔な布巾を使いましょう。
キッチンハイターは、すべての食器に使えるわけではありません。
たとえば、花王では次のようなものには使用できないと案内しています。
ステンレスは使用できますが、長時間つけたままにするとサビの原因になることがあります。
大切な食器を消毒する場合は、あらかじめ素材や取扱説明書を確認しておきましょう。

キッチンハイターは塩素系漂白剤です。
安全に使うため、次の点に注意してください。
特に、「混ぜるな危険」の表示がある製品は、使用上の注意をよく確認してください。

塩素系漂白剤を使わず、熱で消毒する方法もあります。
ただし、必要な温度や時間は、対象となるウイルスによって異なります。
厚生労働省では、ノロウイルスに汚染された可能性のある食器や調理器具について、
85℃以上の熱湯で1分以上
の加熱が有効としています。
新型コロナウイルスについては、厚生労働省では食器や箸などを
80℃の熱水に10分間
さらす方法を案内しています。
ただし、新型コロナウイルスに感染した家族が使った食器については、通常の食器用洗剤による洗浄でよく、毎回熱湯消毒をする必要はありません。

特にガラスや陶器は、急激な温度変化によって割れる場合があります。
耐熱温度を確認してから行いましょう。
ノロウイルスは感染力が強いため、家族に嘔吐や下痢の症状がある場合は、食器の取り扱いにも注意が必要です。
厚生労働省では、感染者が使用した食器類を多人数の厨房などに戻す場合、可能であれば食後すぐに次亜塩素酸ナトリウム液などに十分浸して消毒するよう案内しています。
家庭でも、嘔吐物などが付着した食器は、ほかの食器と同じようにすぐ扱わず、汚染を広げないよう注意して処理しましょう。
また、食器を洗ったあとは、手洗いもしっかり行います。

嘔吐物などで汚染された食器を洗った場合は、食器だけでなく、使用した洗い桶やシンクもきれいにしておきましょう。
ノロウイルスが疑われる場合は、食器の下洗いをした場所についても、厚生労働省では次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒したあと、洗剤を使って掃除するよう案内しています。
食器は、普段から毎回消毒する必要はありません。
食器用洗剤でしっかり洗い、すすいで乾燥させることが基本です。
ハイターや熱湯を使えば安心というわけではなく、感染症や食器の材質に合った方法を選ぶことが大切です。
使用するキッチンハイターの表示や、食器の取扱説明書も確認しながら、安全に行ってください。