エタノールの種類や違いは何!?どれを買えばいいの?サクッと紹介!

2020/10/7(更新:2021/9/1)

  • 「エタノール」って色々種類があるけど、何が違うの?
  • どれを買えばいいの?


そんな疑問を解決します!


***

新型コロナウィルスの影響で、手の消毒が当たり前になりました。

エタノールはアルコール消毒液になると知り、買いにいったところ「種類がありすぎて迷ってしまった」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこでこの記事では、消毒液として使いたい方向けに「エタノールの違い」についてまとめました。

「知識があれば、迷わず買える!」

ぜひ参考になさってください。


【内容】
  • エタノールの違い
  • どれがおススメ?
  • 間違えて買ってはいけないもの!


2020/02/23(更新:2020/10/7)

 

エタノールってこんなにある!

 

ドラッグストアや薬局の陳列棚に、ずらりと並ぶ4つのエタノール。

 

  • 無水エタノール
  • エタノール
  • 消毒用エタノール
  • 消毒用エタノールIP

 

「エタノールってこんなにあるの?」

 

色々あると迷ってしまいますよね。

 

 

エタノールは濃度で「3種に分類」される

 

(参考:健栄製薬鰍フサイト

 

これらエタノールは、みな同じ「エチルアルコール」と呼ばれるアルコールの一種。

 

濃度の違いで「3種類に分類」されています。

 

消毒用エタノール

中でも消毒効果があるのは、濃度が約80%の「消毒用エタノール」。

 

消毒用に希釈されているので、そのまま手指などの消毒に使えます。

 

 

無水エタノール・エタノール

濃度が100%に近い「無水エタノールエタノール」は、消毒の効果なし。刺激が強いので、原液を手につけるのはNG。

 

ただし希釈すれば、消毒液として使えます。

 

 

消毒が目的なら「消毒用エタノール」がおススメ!

 

もし、消毒が目的で買うのであれば、「消毒用エタノール」、「消毒用エタノールIP」を選ぶといいでしょう。

 

<使い方やIPについてはこちら>
●消毒用エタノールの使い方・IPとの違いは何?

 

 

消毒用エタノール(IP)は主に、病院や公共機関などで利用されている商品です。

 

<お勧めな理由>

  • 「殺菌に適した濃度(約80%)」に最初から調整済み。希釈をする手間がない。

 

 

3種の中で安いのはどれ?

ちなみに、3種のエタノールの中で、安いのは「消毒用エタノールやIP」です。

 

 

↑こちらは近所のドラッグストアでの価格。

 

調査した店では、「無水エタノール」と「消毒用エタノールやIP」の差は、なんと500〜600円でした!

 

価格の面からいっても、「消毒用エタノールやIP」はおススメです。

 

 

※価格について。
店舗によって違うため、参考程度になさってください。

 

 

「無水エタノール」・「エタノール」で代用できる

 

もし消毒用エタノールが品薄の場合、「無水」や「エタノール」で手作りすることもできます!

 

この2つは、「洗浄力が高く、すぐ蒸発する」性質。主に水拭きができない電子機器の洗浄に使われる商品です。

 

 

そのまま使っても消毒効果はないし、刺激が強いので手につけてはいけない。

 

しかし、薄めると「消毒用エタノール」に大変身!消毒液として手指に使うことができます!

 

 

掃除など幅広く使えて便利なので、あえて「無水」や「エタノール」を選ぶというのもアリかなと思います。

 

 

 

間違えると危険!燃料用アルコールは有毒です

 

それから、エタノールとよく似た「メタノール」というのがあります。

 

燃料用アルコール」という名称で売られていて、主にアルコールランプの燃料に使われている製品。

 

これを、エタノールと勘違いして買ってしまう方がいるそうです。

 

エタノールの横に陳列されているし、「アルコール」と書いてあるし、確かに間違えやすいかもしれませんね。

 

しかし、メタノールは、有毒です!

 

【危険有毒情報】

  • 目に強い刺激あり。
  • 生殖機能又は胎児へ悪影響のおそれ。
  • 全身に毒性の障害。
  • めまい。
  • 呼吸器への刺激etc.

 

失明や呼吸困難などの恐れがあり、人体に使うと大変危険。

 

間違えて買わないよう、お気を付けください。

 

 

3種のエタノールも取り扱いに注意!

危険なのはメタノールだけじゃない。
消毒液になる「エタノール」も、取り扱いには注意が必要です。

 

【主な注意事項】

  • 火事
  • 誤飲

 

引火しやすいので火のもとで使わないこと。刺激が強いので、目や口などの粘膜につけないこと。

 

誤飲するとアルコール中毒の恐れがあるので、お子様の手の届かない場所に置いたり、保管場所に留意することetc.

 

他にも注意すべき点はあります。パッケージの「取り扱いの注意」をよく読み作業してください。

 

 

まとめ

●消毒用として使うなら「消毒用エタノールやIP」が安くておすすめ。

 

 

●消毒用エタノールやIPが品薄なら、「無水エタノール」や「エタノール」で手作りしよう。

 

●「燃料用アルコール」は人体に有毒。間違えて買わないようにしよう。

 

 

最後に

 

エタノールの違いについてご紹介しました。

 

一時品薄でしたが、最近は復活しています。商品選びに迷うときは、ぜひ参考になさってくださいね。

 

 

 

【手作り・アルコール消毒液】
●手の消毒液!無水エタノールで作る!

 

【おすすめアルコール消毒液】
●消毒用エタノールで消毒する方法!

 

【アルコールの代わり!ハイター消毒液】
●ハイター消毒液の作り方!

 

【100均容器について】
●消毒液を入れてもいい?代用品は?

 

 

 

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