

2019/5/24(更新:2026/9/15)
そんなお悩みはありませんか?

洗剤投入ケースはときどき洗っていても、ケースを外した投入口の奥までは、なかなか見る機会がありません。
わが家でも、あるとき恐る恐る中をのぞいてみると……

白くドロッと固まった洗剤のかたまりと、その奥には黒カビのような汚れがびっしり。
かなりショックな状態になっていました。
当時(2015年)、ネットで調べても同じような汚れの掃除方法がなかなか見つからなかったため、まず洗濯機の取扱説明書を確認。
取説に書かれていた方法を基本にしながら、それだけでは落ちなかった汚れには自分なりに掃除方法を加え、なんとかきれいにすることができました。
この記事では、
・白く固まった洗剤をぬるま湯でゆるめて落とした方法
・洗剤投入口の奥にあった黒カビを掃除した方法
・なぜここまで汚れてしまったのか
・その後、汚れにくくするために変えたこと
を、当時の写真と一緒にご紹介します。
まずは、掃除前と掃除後をご覧ください。
【掃除前】

この写真は、すでにある程度掃除をしたあとの状態です。
実際には、もっと広い範囲に黒い汚れがついていました。
【掃除後】

奥にあった黒い汚れが取れ、かなりすっきりしました。
【掃除前】

こちらも写真を撮ったときには少し取り除いたあとで、実際にはもっと多くの洗剤が固まっていました。
【掃除後】

白く固まっていた洗剤も取れ、きれいになりました。
それではさっそく、お手入れ方法をご紹介します。

まず、私が掃除するときに参考にしたのが、使用していた日立全自動洗濯機「NW-8FXE2」の取扱説明書です。
当時の取扱説明書には、洗剤クリーマーのお手入れについて、おおよそ次のような手順が書かれていました。
【取扱説明書に書かれていた掃除方法】

つまり、固まった洗剤をいきなり取るのではなく、まずぬるま湯でやわらかくするという方法です。
ただ、わが家の洗剤投入口はかなり汚れがたまっていたため、取扱説明書の方法を基本にしながら、実際にはもう少し手を加えて掃除しました。
ここからは、実際に掃除したときの様子です。
まずは、こびりついていた白い洗剤の固まりから落としていきます。

まず、洗剤投入ケースを外します。
わが家の機種は、写真の〇印部分を押しながら引き出すと取り外せました。
外し方は機種によって違うので、無理に引っ張らず、取扱説明書を確認してください。

取り外したケースは、当時50度ほどのお湯につけ、固まった洗剤をやわらかくしてから歯ブラシでこすりました。
固まった洗剤がふやけるので、そのままこするより落としやすくなります。
ケースに使える温度は機種によって違うため、ご自宅の取扱説明書も確認してください。

ケースを外すと、投入口にも白い洗剤の固まりがこびりついていました。
まずは、手の届く範囲の汚れをざっと取り除きます。
古布や、棒に古布を巻きつけたものなどを使うと掃除しやすいです。

次に、固まった洗剤をやわらかくするためのお湯を用意します。
取扱説明書では40度のお湯200ccとなっていました。
わが家では、投入口の穴から一部流れてしまったため、当時は300ccほど用意しました。

お湯をゆっくり注ぎ、固まった洗剤をやわらかくします。
取扱説明書にかかれてあるように、8時間ほど置きました。
白い固まりがふやけてくると、そのままこするよりずっと落としやすくなります。

固まっていた洗剤がやわらかくなったら、ブラシなどを使って汚れを落としていきます。
ここまでで、白くこびりついていた洗剤の固まりはかなり取り除くことができました。

白い洗剤の固まりは取り除けても、奥の細かい隙間についた黒い汚れはブラシが届きにくく、落とせませんでした。
そこで使ってみたのが、塩素系の泡タイプのカビ取り剤です。
使用していた洗濯機の取扱説明書には、洗剤投入口にカビ取り剤を使用する方法は記載されていませんでしたが、どうしても奥の黒い汚れを落としたくて使ってみました。
この方法は、取扱説明書に書かれていたお手入れ方法ではありません。
洗濯機は機種によって構造が異なるため、試す場合は取扱説明書やカビ取り剤の製品表示を確認したうえで、自己責任で行ってください。

ゴム手袋・作業メガネをつけ、当時はマスクも着用して作業しました。
洗剤投入口は狭く、液が思った以上に跳ね返ることがありました。
換気をしながら、顔を近づけずに作業しました。
※塩素系のカビ取り剤は、酸性洗剤・酢・クエン酸などと混ぜないでください。

カビ取り剤を吹きかけたあと、当時は約10分置きました。
放置時間は使用する製品によって異なるため、製品表示を確認してください。

奥の方は、水を入れたスプレーボトルやペットボトルを使って、カビ取り剤を洗い流しました。
狭いところへ水を入れやすく、すすぐのに便利でした。

手前の方に残った黒い汚れは、ブラシを使ってこすり落としました。
また、歯ブラシの先を曲げておくと、奥の方にもブラシを当てやすく、掃除しやすかったです。
【曲げ歯ブラシの作り方】

熱湯に入れて柄をやわらかくし、押して角度をつけました。

この形にすると、普通の歯ブラシでは当てにくい部分にも届きやすくなります。
ただし、洗濯機の奥には部品などがあるため、無理に押し込まず、ブラシが届く範囲で掃除してください。

最後に水を流し、残ったカビ取り剤をしっかりすすぎます。
ここは大切なので、液が残らないよう丁寧に流しました。

洗っておいた洗剤投入ケースを元に戻します。

最後は、使用していた洗濯機の取扱説明書に従い、標準コース・水量と時間を最小設定にして運転しました。
これで掃除終了です。

長年たまっていた白い固まりと黒い汚れが取れ、かなりすっきりしました。
洗剤投入口だけでなく、洗濯槽の汚れも気になる方へ
洗濯槽に黒カビや汚れがたまっている場合は、洗濯槽そのもののお手入れもしておくとすっきりします。
洗剤投入ケースの外し方や、掃除できる範囲は機種によって違います。
ケースが簡単に外れない場合は、無理に引っ張らず、取扱説明書で外し方を確認してください。
また、
・かなり奥まで汚れていてブラシが届かない
・洗剤や柔軟剤がうまく流れない
・掃除しても臭いが残る
・内部で詰まっているように感じる
といった場合は、自分で分解せず、メーカーや洗濯機クリーニング業者へ相談する方法もあります。
きれいになってホッとしたものの、ひとつ疑問が残りました。
そもそも、なぜここまで洗剤が固まってしまったのでしょう?

取扱説明書を読み直してみると、思い当たる原因がありました。
当時の私は、洗剤の入れ方を間違えていたのです。
使用していた日立全自動洗濯機「NW-8FXE2」の取扱説明書では、洗剤クリーマーに入れる洗剤について注意書きがありました。
【当時の取扱説明書の内容】
これは、わが家で当時使用していた機種についての内容です。
洗剤の入れ方は機種によって違うため、ご自宅の取扱説明書も確認してください。
ところが当時の私は、溶けにくいタイプの粉末洗剤を、そのまま洗剤投入ケースへ入れていました。
取扱説明書では、よく溶かしてから洗濯槽へ直接入れるようになっていたのに、まったく確認していなかったのです。
溶け残った洗剤が少しずつ投入口に残り、それが固まっていったことが、白い固まりが増えた大きな原因だったと思います。
なお、現在は溶けやすさを工夫した粉末タイプの洗剤もあります。
そのため、「粉末洗剤だから汚れやすい」ということではなく、使っている洗濯機や洗剤に合った方法で投入することが大切です。
掃除後、まず見直したのが洗剤の使い方です。

取扱説明書を確認し、洗濯機に合った方法で洗剤を入れるようにしました。

当時の私は、その後液体洗剤に変更しました。
この記事を書くときに久しぶりに洗剤投入口の奥まで確認してみたところ、以前のようなひどい状態にはなっておらず、比較的きれいな状態を保てていました。
正直なところ、こまめに掃除していたわけではありません。
それでも以前ほど洗剤が固まらなくなったので、わが家の場合は洗剤の種類だけでなく、取扱説明書に合った使い方に見直したことが大きかったと感じています。
また、ときどきケースを外して見ておけば、固まりや黒い汚れがひどくなる前に気づくことができます。
洗剤投入口の形やケースの外し方、お手入れ方法は機種によって異なります。
無理にケースを引っ張ったり、ブラシを奥まで押し込んだりせず、ご自宅の洗濯機の取扱説明書も確認しながら掃除してください。
また、手でケースや投入口を掃除するときは、電源を切り、電源プラグを抜いて作業します。
カビ取り剤を使う場合の注意
塩素系のカビ取り剤を使うときは、換気をし、ゴム手袋・保護メガネなど製品表示にある保護具を使用します。
酸性洗剤・酢・クエン酸・アンモニア系製品・アルコールなどとは混ぜないでください。使用後は、カビ取り剤が残らないよう十分にすすぎます。
わが家では、奥に残った黒い汚れに塩素系のカビ取り剤を使って掃除しました。
ただし、使用していた洗濯機の取扱説明書には、カビ取り剤を使う方法は書かれていませんでした。
機種によって構造が違うため、同じ方法を試す場合は取扱説明書や製品表示を確認したうえで、自己責任で行ってください。
使用するときは、換気・ゴム手袋・保護メガネなどの安全対策をし、使用後は十分にすすぎます。
洗剤投入口と柔軟剤投入口は、機種によってケースの形や内部構造が違います。
ケースが取り外せる場合は、まず取扱説明書にあるお手入れ方法を確認してください。
白い固まりや黒い汚れがある場合も、基本的には汚れをやわらかくしてからブラシなどで落としていくと掃除しやすくなります。
この記事は、日立の縦型全自動洗濯機で行った掃除の記録です。
ドラム式洗濯機では、洗剤ケースの形や内部構造が違う場合があるため、そのまま同じ手順を行うのではなく、ご自宅の機種のお手入れ方法を確認してください。
自動投入タンクや洗剤が通る経路は、この記事で掃除している手動の洗剤投入口とは仕組みが異なります。
自動投入機能については、機種ごとに指定された方法でお手入れしてください。
わが家では、掃除後に洗剤の使い方を見直してから、以前のようなひどい固まりはできにくくなりました。
ただ、洗剤や柔軟剤が残っていたり、白い固まりや黒い汚れが見えたりしたら、ひどくなる前に掃除しておくと楽です。
現在は洗濯機を買い替え、洗剤投入口も以前よりお手入れしやすい形になりました。
ときどきケースを取り外して洗い、内部は歯ブラシでこする程度のお手入れをしています。
今回のように、ケースを外して手が届く範囲の汚れなら、自分で掃除できることもあります。
一方で、
・掃除しても臭いが残る
・洗剤や水がうまく流れない
・家庭では届かない奥に汚れがある
・分解しないと掃除できない
という場合は、洗濯機クリーニング業者へ相談する方法もあります。
自分で分解するのが難しい部分まで汚れている場合は、プロに内部洗浄をお願いするのもひとつです。
洗濯機の洗剤投入口には、洗剤が白く固まったり、その奥に黒い汚れがたまったりすることがあります。
わが家では、取扱説明書に従って40度のお湯で白い洗剤の固まりをやわらかくしてから落とし、奥に残った黒い汚れにはカビ取り剤を使って掃除しました。
カビ取り剤を使う方法は取扱説明書に書かれていた方法ではありませんが、頑固だった黒い汚れはきれいに落とすことができました。
そして、ここまで汚れてしまった原因として大きかったのが、洗剤の入れ方です。
わが家では、溶けにくい粉末洗剤をそのまま洗剤投入ケースへ入れていました。
その後、取扱説明書どおりの使い方に見直し、溶けやすい洗剤へ変更したところ、以前のようなひどい固まりはできにくくなりました。

洗剤投入口は普段あまり見ないところですが、ケースを外してみると、思った以上に汚れがたまっていることがあります。
白い固まりや奥の黒カビが気になっている方は、取扱説明書の基本のお手入れを確認しながら、汚れの状態に合わせて掃除してみてください。