学ランの襟「白い部分」の汚れが取れた!黄ばみ黒ずみリセット方法!

2020/03/6(更新:2022/3/21)

 

  • 学ランのお古を買ったら(もらったら)、襟の白い部分が薄黒く黄ばんでいた。
  • 黒い制服なので、塩素系のハイターで漂白できない。
  • 埋め込んであるので裁縫でリメイクするのは難しそう。
  • あきらめるしかないの?

 

そんな悩みにお答えします。

 

***

 

息子が中3の秋。もう卒業だからと中古の学生服を買ったところ、、、襟部分が汚れていました。

 

多少の擦れ感ならOKだけど、黄ばみや黒ずみは「薄汚れてるみたい」で、ちょっと恥ずかしい。

 

返品するのは手間だし、かといってまた買うのも高くつくし。

 

そんな中、ダメもとで酸素系漂白剤で洗ってみたら、薄くすることに成功しました。

 

白い部分の黄ばみは薄くできます!

 

「あきらめて買い替えようかな・・・。」

 

そんな風に悩んでいる方は、捨てずに挑戦してみてくださいね。

 

【内容】

  • 黄ばみ(黒ずみ)が取れた二つの方法
  • ペースト作戦
  • 漬けおき作戦
  • 色落ちしないの?
  • 洗剤について

 

※色落ちなどの恐れあり。制服のハギレなどで試し洗いをするとGOOD。ホームクリーニングできる制服でお試しください。リスクが心配な方はお控えください。

 

 

黄ばみ・黒ずみが取れた二つの方法

 

方法はこちらの二つです。

 

@酸素系漂白剤のペーストを塗って汚れをゆるめる。
A酸素系漂白剤入りのお湯で漬けおきする。

 

どちらも、同じくらい綺麗になりました。

 

おススメのやり方としては、まずペーストで試して、いまいちだなと思った時はお湯作戦もやってみる。Wでするといいかなと思います。

 

それぞれ詳しく説明します。

 

 

学ランの襟についた白い部分の汚れを取る@「ペースト作戦」

ペーストを作る

 

まず、酸素系漂白剤に沸かしたお湯を混ぜ、ペースト状にします。

 

目安は、ヨーグルトぐらい(もしくは気持ち固め)。すぐ乾いてしまわないよう柔らかいぐらいがおすすめです。

 

ペーストの塗り方

 

スプーンなどで乗せるようにぬっていきます。

 

(擦らないでね)

 

塗るときにぽたぽた落ちるので、下にトレーやタオルなど敷いておくといいですよ。

 

塗ったまま放置

30〜1時間

 

そのまま30〜1時間ほどおいて、汚れに浸透させます。

 

ラップ

 

もし乾いてしまったときは、再び上塗りを。ラップなどで覆うと乾燥対策に。

 

 

 

あとは水で流してみて、汚れが取れていればOK。

 

もし取れてなければ、再度ペーストを塗ってみるか、漬けおき洗いに挑戦してみてください。

 

 

洗濯

 

仕上げに、オシャレ着用洗剤で洗えば、終了です。

 

<熱を加えると効果はあがる?>
アイロンの蒸気」や「ラップの上からドライヤーの熱風」をあててみました。特に白くなった!とか変化は感じなかったです。ですが可能性はゼロではない。気になる方はお試しを。※どちらも高温なので10センチ以上離してね。

 

学ラン襟の白い部分の汚れを取るA「漬けおき作戦」

漬けおき作戦は、普通の染み抜きと同じ手法です。

 

洗剤液を用意

 

30〜50度のお湯を2リットル用意し、酸素系漂白剤を大さじ1溶かします。

 

30度くらは生地には優しめですが、パワーは落ちる。45〜50度くらいがいいかと思います。

 

(温度計は100均商品。)

 

<お湯の量について>
襟ぐりの漬けおきなので、お湯は1リットルでも足りるかな?って思うかもしれませんが、答えはNO。少ないとすぐ温度が下がり効果も薄れる。2リットルぐらいが私のおススメです。

 

 

漬け込む

襟ぐりのみ

 

襟ぐりを漬けます。

 

保温

 

冷めないようにビニール袋などを被せて保温。

 

そのまま30分程度つけこみます。

 

(1時間でもいいかなと思ったけど色落ちが心配だったので短めに)

 

あとは、同様に洗濯して作業終了です。

 

 

学ラン襟部分のビフォーアフター

ということで、ビフォーアフターはこうなりました。

 

ビフォー

 

処理前は、中古の方が汚れていたけれど、、、

 

アフター


(外側:中古)

 

処理後は、ほぼ同レベルの白さに。

 

ビフォーもう一枚


(左:中古)

 

染み込んだ汚れも、

 

アフター


(左:中古)

 

すっきりリセット。清潔な感じになりました。

 

 

学ラン「黄ばみ・黒ずみ」を取るとき色落ちしない?

 

ところで、酸素系漂白剤を塗ったり漬け込むことで色が落ちたり、テカったりしないか心配になりますよね。

 

結論からいうと、素材にダメージを与えるかどうかは別として、今回の実験では見た目的には変わりませんでした。

 

漬けおきした後のお湯

 

ただ、漬けおき後は「濁り湯」に。

 

汚れ?色落ち?

 

どちらかは不明。色落ちの可能性もあるので、漬けおきのし過ぎには、気を付けた方がよさそうです。

 

(ちなみに、水洗いしただけでも黒い汁はでますよ)

 

 

色落ちが心配な時の対策

色落ちが心配なときは、試し洗いをすると気分的に安心かなと思います。

 

  • 裏側など「目立たない部分」にペーストを塗ってみる。
  • ハギレ(買った時についてるやつ)や着古した制服を洗剤液に漬けてみるetc.

 

湯の温度が高すぎたり、漬けおき時間が長くなりすぎると色落ちの原因に。放ったらかしにせず、様子をみながら作業してくださいね。

 

 

酸素系漂白剤について

 

今回の汚れ落としに使ったのは、シャボン玉の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)。

 

 


シャボン玉 酸素系漂白剤(750g)

 

スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入できます(500円くらい)。ネットで買うと、送料がかかって割高に。

 

他にも色んな用途で使えるので、持っておくと便利ですよ。

 

 

その他の使い方は、こちらの記事をご参照ください。

●風呂釜の掃除方法
●白いカーテンのカビや黒ずみをとる方法
●タイルのニオイの取り方
●作業服の黒ずみをとる方法

 

 

まとめ

学ランの襟についた白い部分の「黄ばみ・黒ずみ」は、酸素系漂白剤で薄くすることができる。
(ただし洗濯できる素材の場合)

 

【二つの方法】

  • ペーストを塗る
  • 漬けおきする。

 

まずペーストで試して、まだ落ち切れてないなら湯でもやってみるといい。

 

失敗を防ぐためにも、制服の裏側やハギレを使って、試し洗いをすることをお勧めする。

 

 

最後に

 

「黄ばみや黒ずみを取る方法」についてご紹介しました。

 

何度もすると色落ちの心配もありますが、回数を重ねなければ大丈夫かな?という印象です。

 

白い部分の汚れは取れます!

 

もし汚れが原因で処分しようかなと悩んでいる方は、手放す前に挑戦してみてくださいね^^

 

 

この記事が、あなたの悩みを解決できると嬉しいです。

 

 

 

【酸素系漂白剤の活用方法】
●風呂釜の掃除方法
●白いカーテンのカビや黒ずみをとる方法
●タイルのニオイの取り方
●作業服の黒ずみをとる方法

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。
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