

2022/8/9(更新:2026/9/16)
そんな症状が出ると、
「洗濯機が故障したの?」
と心配になりますよね。

わが家でも以前、日立の洗濯機から水が排水されず、エラー表示が何度も出て脱水まで進めなくなったことがあります。
「とうとう故障した?」
とかなり焦ったのですが、洗濯機の排水口を掃除したところ、再び正常に排水できるようになりました。
掃除後にエラーも出なくなったことから、わが家の場合は、排水口にたまった汚れやつまりが原因だったと考えられます。
そこでこの記事では、排水できなくなったときに確認したい原因と、実際に排水エラーが解消した排水口の掃除方法を、写真と一緒に詳しくご紹介します。
洗濯槽に水が残って脱水まで進めないときは、いきなり洗濯機を動かす前に、まず簡単に確認できるところから見ていきましょう。
わが家では排水口の掃除で直りましたが、排水できない原因はほかにもあります。
洗濯機の後ろや横にある排水ホースが、
と、水がスムーズに流れないことがあります。
洗濯機を動かさなくても見える範囲で、まず確認してみてください。
わが家で原因になっていたと考えられるのが、排水口の汚れやつまりです。
洗濯機の排水口には、糸くず・ホコリ・洗剤カス・ヌメリなどが少しずつたまります。
長期間掃除をしていないと、水の流れが悪くなり、洗濯機からうまく排水できなくなることがあります。
排水口のつまりや汚れを落とす方法については、このあと詳しく解説します。
洗濯機によっては、本体側の糸くずフィルターや排水フィルターの目詰まりで排水しにくくなることがあります。
フィルターの位置や外し方は機種によって違うため、取扱説明書に沿って確認します。
「脱水できない」と表示されても、必ずしも排水口が原因とは限りません。
たとえば、
といった場合にも、脱水が止まることがあります。
洗濯槽に水が残ったまま排水できない場合は、排水経路に原因がないか確認してみましょう。
水は抜けているのに脱水だけできない場合は、別の原因も疑ってみると切り分けやすくなります。
わが家で最初にトラブルが起きたときは、洗濯機の中に水が残り、排水できない状態になりました。
何度運転してもエラーになり、
「洗濯機が壊れたのかも……」
と思ったのですが、排水口を確認して掃除したところ、その後は通常どおり排水できるようになりました。
修理や買い替えを考えていたので、排水口掃除だけで直ったときはホッとしました。
なお、この記事には、排水トラブルが起きたときの写真に加えて、その後、同じ排水口を掃除したときに撮影した写真も使用しています。
実際の排水口の構造や汚れ方、掃除の流れを見る参考になさってください。

わが家で排水口を掃除したときに使ったものをご紹介します。

排水口の奥のヌメリや汚れには、パイプユニッシュなどのパイプ用洗浄剤を使いました。
ドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。
排水口に使用できる製品か確認し、使用量や放置時間は現在の商品表示を優先してください。

排水口から取り外した部品には、黒っぽい汚れやヌメリもついていました。
通常の汚れであれば、中性洗剤とブラシでも掃除できます。
わが家では、落ちにくかった汚れに泡タイプのカビ取り剤を使いました。
使用する場合は、製品表示を確認し、使える素材かどうかを確かめてください。

細かい部分についたヌメリを落とすときは、古歯ブラシがあると便利です。

排水口を長く掃除していないと、思った以上にゴミがたまっていることがあります。
取り出したゴミをすぐ捨てられるように、ゴミ袋を近くに用意しておくと作業がスムーズです。
ちなみに、わが家ではヘドロのようなゴミがごっそり出てきました。

袋の中に新聞紙や古布を入れておけば、水分も吸ってくれます。

排水ホースを外すと、中に残っていた水が出てくることがあります。
床が濡れてもすぐ拭けるよう、古いタオルや雑巾を何枚か準備しておくと安心です。
排水口が洗濯機の後ろや真下にある場合は、洗濯機を動かす必要があります。
洗濯機は重いため、一人で無理に動かさない方が無難です。

まずは洗濯機への給水を止めます。

洗濯機の電源を切り、乾いた手でコンセントを抜きます。

排水口に手が届くところまで洗濯機を移動します。
かなり重いため、無理に一人で持ち上げないようにしてください。
洗濯機を動かしたついでに、床にたまっているホコリも取り除いておきます。

これで準備OKです。
なお、洗濯槽に大量の水が残っている場合は、いきなり排水ホースやフィルターを外すと水が出てくることがあります。
その場合は、先に取扱説明書で残水の処理方法を確認してください。
わが家では、次の順番で掃除しました。
【掃除の流れ】
わが家の洗濯機は日立です。
排水口の部品の形や外し方は住宅によって違うので、外す前にスマートフォンで写真を撮っておくと、元に戻すときに分かりやすいですよ。

わが家の排水ホースは、留め具のネジを緩めて外しました。
ホースの中に水が残っていることがあるので、下には古布などを敷いておきます。
取り外し方が違う場合は、洗濯機の説明書に従ってください。

排水口の部品を取り外します。
住宅によって排水トラップの形は違いますので、分解できる部分だけ外します。

たまっていたゴミは、用意していた袋へ。
手で取れる大きなゴミは、薬剤を入れる前に取り除いておくと掃除しやすくなります。

わが家では、部品についていた落ちにくい汚れに泡タイプのカビ取り剤を使いました。
当時は吹きかけて約10分置き、水で洗い流しています。
残った汚れは古歯ブラシでこすりました。
現在使用する場合は、カビ取り剤の商品表示と使用できる素材を確認してください。

排水口にまだ見えるゴミが残っていれば、先に取り除きます。
懐中電灯で照らすと、奥まで見えやすいです。
その後、わが家では排水口にパイプユニッシュを入れました。
当時使用した容器には10目盛りあり、
【当時の商品表示】
となっていました。
排水できずエラーが出たときは、つまりの解消を目的に5目盛り使用しました。
その後、普段の大掃除では3目盛り使用しています。
商品によって使用量や放置時間は変わるため、現在使用する商品の表示を優先してください。
また、パイプ洗浄剤は長く置けばよく落ちるというものではないため、表示された放置時間を守ります。
薬剤を使うときの注意
カビ取り剤やパイプ洗浄剤には塩素系の製品があります。酸性タイプの製品や酢・アルコールなど、ほかの洗剤や薬剤と混ぜず、換気をしながら使用してください。
別の薬剤を使う場合は、前に使った薬剤を十分な水で洗い流してから次の作業へ進みます。

表示された時間が経ったら、商品の表示に従って水で十分に洗い流します。
熱湯ではなく、水を使います。

手の届くところに汚れが残っていたので、古歯ブラシでもこすりました。

きれいになった部品を元の向きに戻します。

排水ホースも元通り取り付けます。
ホースが抜けたり水漏れしたりしないよう、固定部分まで確認します。

排水口のゴミやヌメリも取れ、すっきりしました。
元に戻したあとは試運転をして、
を確認します。

排水口を掃除していると、排水ホースの中の汚れも気になりました。
専用の長いブラシがなかったため、当時の私は、
「漂白剤を薄めた水をホースの中に入れて、漬け置き洗いしてみよう」
と考えました。

サランラップやビニール袋で出口をふさぎ、ゴムで固定。
ホースを上げ下げして中の液を動かしてみました。
ところが――。

失敗しました。
液を入れすぎたこともあり、水が逆流して床が水浸しに。
初めて試した方法でしたが、接続したままホースの中へ液を入れる方法は、水量の調整が難しいと実感しました。
そのため、このやり方をおすすめする手順として紹介するものではありません。
排水ホース自体をしっかり洗いたい場合は、取り外せる機種なら説明書を確認したうえで外し、お風呂場など水を流せる場所で掃除した方が作業しやすいと思います。

【実際に試した結果】
ホース全体を完全にきれいにすることはできませんでしたが、ホースの口まわりなど、手の届く部分の汚れは取ることができました。
「こんな方法を試したら水が逆流した」という失敗も、これから掃除する方の参考になればと思い残しておきます。
排水口や排水ホースを確認しても排水できず、同じエラーが繰り返される場合は、排水口以外に原因がある可能性があります。
たとえば、
などです。
洗濯機内部を分解するところまでは無理に行わず、メーカーの取扱説明書やエラー表示を確認して修理窓口へ相談します。
また、洗濯機ではなく住宅側の排水管につまりがある場合は、管理会社や排水管清掃の業者へ相談する方法もあります。
異音・焦げたような臭い・漏電が疑われる症状・大量の逆流や水漏れがある場合は、使用を続けず確認してもらってください。
洗濯機の近くから下水のような臭いがするときも、排水口が関係している場合があります。
まず確認したいのは、
といったところです。
排水トラップには、下水から上がってくる臭いを防ぐ役割があります。
掃除のために部品を外したあと、組み方が違っていたり、トラップ内の水がなくなっていたりすると、臭いを感じることがあります。
掃除後に臭いが強くなった場合は、部品の取り付け方も確認してみてください。
一度大きくつまってから掃除するより、ときどき確認しておく方が楽です。
わが家でも排水トラブルを経験してから、排水口の汚れを意識するようになりました。
予防としては、
といった方法があります。
排水口が洗濯機の真下にあって簡単に触れない家庭も多いため、無理に頻繁に動かす必要はありません。
洗濯機の設置状況に合わせて、できる範囲で確認しておくとよいと思います。
まずは排水ホースが折れたりつぶれたりしていないかを確認します。
次に、機種によっては排水フィルターや糸くずフィルターを確認。
それでも原因が分からず、洗濯槽に水が残ったままの場合は、排水口や排水トラップのつまりも確認してみます。
パイプユニッシュは、洗濯機が置いてある防水パンの排水口にも使用できます。
わが家でも、排水口のヌメリやつまりを掃除するときに使用しました。
使用量や放置時間は製品によって異なるため、現在使用する商品の表示を確認してください。
洗濯機を大きく動かさなければ手が届かない場合があります。
洗濯機は重いため、一人で無理に持ち上げるのは避け、設置状況によっては販売店・修理サービス・管理会社などへ相談した方が安全です。
排水口の汚れだけでなく、排水ホースや排水トラップの組み付け、トラップ内の水なども確認します。
掃除した直後から臭うようになった場合は、外した部品が正しく戻っているかも見てみてください。

わが家では、日立の洗濯機から水が排水されず、エラーが出て脱水まで進めなくなったことがありました。
最初は故障だと思いましたが、排水口を掃除したところ、その後は正常に排水できるようになりました。
排水できない原因は、洗濯機本体だけとは限りません。
といったところを確認してみてください。

長い間掃除していない排水口には、意外なほどゴミやヌメリがたまっていることがあります。
「洗濯槽に水が残る」「排水できず脱水まで進めない」
そんなときは、修理を依頼する前に、排水口にも汚れやつまりがないか一度見てみるとよいと思います。
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