お風呂の排水口・汚れごっそり掃除術&カビを防ぐ”3秒ルールの法則”
お風呂の排水溝、すぐヌメヌメしますよね。
ゴミ受けにたまった髪の毛とか、時間が経つにつれ、みるのも触れるのもイヤになってしまいます。
だからといって放置していると、カビだらけに。。。
ここで注意しなければいけないのは、排水溝の汚れは”色々なトラブルを引き起こす”ということ。
悪臭を放ったり、病気の要因になったり。
コバエのような小さな虫が、排水溝に棲みつくことだってあるのです。
もし「壁や天井に小さな虫が張り付いている。」
そんな悩みがある場合は、排水溝を綺麗にすると、解消できるかも!?しれませんよ。
トラブルを防ぎ、気持ちよくお風呂に入るためにも、お掃除をしてキレイを保ちましょう。
ということで、この記事では、排水溝の掃除の仕方やヌメリ・カビを防ぐコツを、詳しくご紹介します。
【書いていること】
- 使う洗剤や道具
- 掃除の手順
- 髪の毛対策&カビを防ぐコツ
サクッと読みたい方は目次からどうぞ。
使う洗剤や道具
使う洗剤や道具はこちらです。
【洗剤】
カビ取り剤や、パイプ用の洗剤を使います。
【道具】
- スポンジやブラシ
- 古歯ブラシ
- ゴム手袋(使い捨て手袋)
- ゴミ袋
※ゴミ袋には、紙袋と新聞紙をセット。
(新聞が水分を吸収。漏れを防ぎます)
排水溝の中側を擦るには、長いブラシがあると便利です。ブラシがない場合は、手作りするといいですよ。
※ハンガーブラシの作り方はこちら
↓
【ハンガーブラシの作り方】
ハンガーを伸ばします。
スポンジに切り込みを入れます。
(両サイドそれぞれ1pの深さ))
ハンガーにスポンジをセットします。
(切り込みにワイヤーを入れる)
輪ゴムで止めたら出来上がり。
落ちないように、しっかり挟んでね。
持ちての部分を少しふくらませると、握りやすいです。
自由に曲げて使います。
反対側も、汚れをかき出す際に使えそうです。
思い付きで作ったブラシ。
なかなかのフィット感♪
よかったら作ってみてください^^
それでは、掃除の仕方について説明します。
排水溝の掃除の仕方
汚れた排水溝は、見るのもいやですよね。
なので、まず先にカビ取り剤で汚れをとってしまいましょう。
みためが綺麗になれば、後の作業がぐんと楽になります。
【掃除の仕方】
窓をあけ、換気をします。
ゴミ受けのゴミを取り、外します。
中の筒を外します。
【外し方】
うちのは、反時計まわりに回すと外れます。
ゴムパッキンを落とさないように注意。
カビハイターをまんべんなく吹きかけます。
排水溝の中にも吹きかけます。
10分後、洗い流します。
汚れが残っている場合は、スポンジやブラシでこすり落とします。
ゴミ受けは、古歯ブラシを使って。
排水溝の中は、手作りのハンガーブラシで。
ゴミが出た場合は、ゴミ袋に捨てます。
きれいになったら、筒を戻し、ゴミ受けをセット。
お掃除終了です。
※筒を取り出しての大掃除は、年に1〜2回。
※ゴミ受けには、月に1〜2回ほど、カビ取り剤を吹きかけてリセット掃除をしましょう。
排水パイプの掃除の仕方
もし臭いが気になる場合は、排水パイプの掃除をします。とても簡単!あっという間ですよ。
【パイプユニッシュ・掃除方法】
<使用量の目安>
- つまりの予防・ニオイの消臭・・・1目盛り
- ヌメリの除去・・・2〜3目盛り
- つまりの解消・・・4〜5目盛り
※使用量は、状態に合わせて調整。
(洗剤によって異なります。使用方法をご確認ください)
液を直接、ボトルから排水溝に注ぎます。
10分〜30分放置した後、水を十分流せばOK。
パイプのお掃除、終了です。
ね!簡単・簡単^^
つまりがや臭いが気になる時はもちろんのこと、予防掃除として、年に1〜2回するのがおススメです。
*
ところで、排水溝を掃除したら、
「ヌメリやカビをできるだけつけたくない・長くキレイを保ちたい」って、思いませんか?
あるルールに習えば、びっくりするほど汚れにくくなります!
ここから下は、”ヌメリやカビ”のこと、”カビを防ぎ、キレイを保つコツ”をご紹介しますね。
排水溝につくヌメリは何?
排水溝につくヌメリの正体は、実は赤カビなんです。
赤カビとは、ロドトルラと言う酵母菌で汚れや水分があると発生します。ピンク色でヌメヌメしており、擦れば楽に落とせる性質です。
そして、驚くことに、この赤カビはやがて黒カビになってしまうんです。
黒カビは根付くと落ちにくく、アレルギーや肺炎などを引き起こす要因になります。
小さなお子様や高齢者、免疫力が低下しているときなどは、特に注意が必要です。
ヌメリやカビが発生する原因
ヌメリやカビが発生する原因は、排水溝に流すものに関係しています。
【排水溝に流すもの・主な4つ】
- 髪の毛や体毛
- 皮脂
- 体の垢
- 石けんカス
髪の毛などの体毛がゴミ受けにたまると、水が流れにくくなります。その結果、皮脂や垢、石けんカスが毛玉に滞留し、赤カビが発生するのです。
ヌメリ・カビを発生させないためには
ヌメリやカビの発生、抑える方法はあるのでしょうか。
あります!発生を抑えるには、排水溝にたまった毛ダマを、いち早く取り除くことです!
毛ダマがなければ、皮脂や垢、石けんカスなどは、スムーズに排水溝に流れていきます。
そのため、ヌメリの原因となるカビを防ぐことができます。
カビを防ぐコツ・3秒ルールに習え
「毛ダマを、いち早く取り除けばいい」
といっても、これが至難の業。頭では分かっていても、なかなかできませんよね。
なぜなら、排水溝の掃除で何が一番嫌かといえば、”毛に触ること”なんですから。
汚れた毛ダマを見たくなくて、ついつい開かずのフタにしてしまうことだってありますよね(汗)。
そこで私が目を付けたのは、あの「3秒ルールの法則」です。
子供の頃、お菓子を落としても3秒以内なら、食べてもOK!なんて言ってませんでしたか?
私が子供の頃は、結構流行っていました。
(実際は、3秒でも菌は付きます。場所によっては食べないようにしましょうね。)
それと同じように考えると、私はすんなり対処できました。
よく考えてみてください。
ゴミ受けにたまった髪の毛。時間が経つから気持ちが悪いんです。
落ちてすぐだったらどうでしょう?
逆に名残惜しくありませんか?
(貴重な1本)
髪の毛を洗っている時には、まだ自分の身体にあったもの。その直後なら、ヌメリもないし、汚くは感じません。
わりと平気で触れるもんです^^
ということで、排水溝の髪の毛は、
洗った直後に、取ってしまうのがコツ。
髪を洗ったついでに、ささっとね。
シャワーで流しながらとるのがおススメです。
余裕があれば、古歯ブラシでごしごし。
ついでにお掃除も済ませましょう。
しか〜し、他に髪の毛の長い家族がいたり、取り忘れたり、取る気分になれなかったり(人間だもの)、取れないこともありますよね。
そんな時は、翌日ティッシュでぬぐいます。
”みたくない・触りたくない”場合は、使い捨ての手袋やスーパーの袋をはめるとOK。目を細めて(笑)、ささっと済ませてしまいましょう。
伸ばせば伸ばすだけ、イヤになります。
できるだけ早めに、挑みましょうね^^
汚れの元を断つことが、カビを防ぎキレイを保つコツですよ。
まとめ
【排水溝の掃除方法】
・カビ取り剤で汚れを取る。
・つまり・におい対策に、パイプ用のクリーナーを使う。
【ヌメリ・カビについて】
・ヌメリの正体は赤カビ。
・髪の毛、皮脂や垢、石けんカスから発生。
・赤カビは、のちに黒カビになる。
・黒カビは、健康被害の恐れがあるので注意。
【ヌメリ・カビを防ぐコツ】
いち早く、髪の毛を取り除くこと。
汚れの元となる”皮脂や垢、石けんカス”をゴミ受けに滞留させないことが、ヌメリやカビを防ぐカギになる。
最後に
とみい流お掃除方法はいかがでしたか?
大切なのは、汚れの元を断つことと掃除のタイミングです。
ついでに済ませることで、後々の面倒を生まず、掃除がぐんと楽になります^^
そして、
掃除は、気持ちよく過ごすための前準備です。
「きれいになったお風呂に入ると、とても気持ちがいいだろうなぁ」
後始末ではなく、前準備の気持ちで。
そうすれば、苦にならず心地よい気分で取り組めますよ。
梅雨や夏はカビが生えやすい季節。
排水溝のお掃除、がんばってくださいね。
あなたのお風呂も、きれいになりますように^^
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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