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そもそも、トイレマットは必ず必要なものなのでしょうか。
使う理由は人それぞれですよね。
床への汚れを防ぎたい、冬場の足元の冷たさをやわらげたい、トイレをおしゃれに見せたい、ふわふわした踏み心地が好き。
必要だと感じて使っているなら、もちろんそのままでいいと思います。
ただ、私の場合は「トイレにはマットを敷くもの」と、なんとなく思って使っていただけでした。
そして、洗濯することがだんだん負担になっていました。
そこで子どもが小さいころ、思い切って外してみたんです。
すると、これが思った以上に快適でした。
子どもが床を汚しても、その場ですぐに拭けば終わり。
「トイレマットはなくても、わが家では困らない」
と分かり、それ以来、基本的にはマットなしで暮らしています。
トイレマットには、もちろん敷くメリットもあります。
たとえば、床に尿や水滴が落ちたとき、直接床につくのを防いでくれます。
また、冬場は床の冷たさを感じにくくなりますし、デザインによってはトイレの雰囲気を変える楽しみもあります。
トイレマットを使う主なメリット
私自身、よそのお宅でトイレをお借りしたとき、マットがきれいに整えられていると、清潔感があって気持ちよく感じます。
その一方で、汚れやくたびれが目立つと、少し気になってしまうこともあります。
トイレマットは、きれいに保てていれば居心地のよさにつながりますが、その分、こまめな洗濯やお手入れも必要なんだなと感じています。
見た目や踏み心地を楽しみながら、こまめにお手入れできる方には、トイレマットが向いていると思います。

では反対に、トイレマットを無くすと何が楽になるのでしょうか。
私が実際にやめて感じたメリットは、大きく3つあります。
私にとって一番大きかったのは、マットの洗濯から解放されたことです。
以前は、
「そろそろ洗わないと……」
と思いながら、つい後回しにすることがありました。
マットだけを洗濯機で回すのはもったいない気がする。
でも、ほかの洗濯物と一緒に洗うのもちょっと抵抗がある。
かといって、手洗いするのも面倒。
一時期は、「100円均一の安いマットなら、汚れたら使い捨てにすれば楽かも」と思って買ってみたこともありました。
でも、まだ使えると思うとなかなか捨てられず、結局、汚れたまま使ってしまいました。
そんなことを考えているうちに、ますます洗うのが億劫になっていました。
マットを外してしまえば、当然ですが「洗わなきゃ」と考える必要そのものがなくなります。
これは私にとって、想像していた以上に気持ちが楽になることでした。

二つ目は、掃除がしやすくなったことです。
マットがあると、まずマットを動かしてから床を掃除しなければなりません。
汚れていれば、床掃除とは別にマットの洗濯も必要になります。
マットがなければ、気になったところをその場でさっと拭くだけ。
子どもが小さかったころはもちろん、その後、介護を経験したときにも、汚れたらすぐ床を拭けるのは助かりました。
「汚れたらすぐ拭く」という掃除がしやすいのは、マットなしの大きなメリットだと思います。

三つ目は、マットを買い替えたり管理したりする手間が減ることです。
洗濯する回数も減るので、その分の水道代や電気代もわずかながら減ります。
ただ、私自身は「節約できた」ということ以上に、
買わなくていい、洗わなくていい、管理しなくていい
という手間の少なさにメリットを感じています。
マットなし生活は楽ですが、良いことばかりではありません。
実際に長く暮らしてみて、トイレマットがないことのデメリットもあります。
マットがないので、尿や水滴などが落ちれば床に直接つきます。
そのため、汚れに気づいたらなるべく早めに拭く必要があります。
ただ、私の場合はこれが逆に、
「汚れたらその場で拭く」
という習慣につながりました。
汚れが見えてすぐ掃除できる方が私には合っています。
冬場は、スリッパを履いていても足元がひんやり感じることがあります。
寒さが気になる場合は、無理にマットなしにこだわらなくてもいいと思います。
冬だけマットを敷くなど、季節によって使い分けてもいいですね。
トイレマットをインテリアの一部として楽しんでいた方は、外した直後に少し寂しく感じるかもしれません。
私も最初は「何もないと少し殺風景かな?」と思いました。
でも、しばらくすると見慣れてしまいました。
今では、床に何もないすっきりした感じの方が好きです。
ここまで見てきたように、トイレマットが必要かどうかは、暮らし方によって変わります。
一方、
私自身は、今でも「トイレマットはなくてもいい」派です。
ただし、暮らしの状況によっては例外もありました。
わが家では、その後、家族の介護も経験しました。
介護をしていたときも、掃除のしやすさだけを考えると、普段はトイレマットがない方が楽でした。
床を汚してしまっても、その場ですぐ拭けるからです。
ただ、高齢の親が椅子から滑って尻もちをつき、骨折したことがありました。
それをきっかけに安全面を考えて、一時的に介護用のトイレマットを敷きました。
使ったのは、一般的な布製のマットではなく、汚れても拭き取りやすい素材のものです。
介護を経験して感じたのは、
「マットなしの方が掃除しやすいけれど、その人の状態によってはマットが必要になることもある」
ということでした。
「マットなしにしてみたいけれど、やっぱり勇気が出ない」
そんな方もいらっしゃると思います。
長年当たり前に使ってきたものをやめるのって、意外と迷いますよね。
私もそうでした。
でも、トイレマットを外すといっても、いきなり捨てる必要はありません。
「やめて後悔したらどうしよう」と思うなら、まずは外したマットを捨てずに保管しておくと安心です。
たとえば1週間だけ、マットなしで暮らしてみます。
掃除が楽になったと感じれば、そのまま続ければいい。
「やっぱり足元が寒い」「マットがあった方が落ち着く」と感じたら、また戻せばいいんです。
トイレマットは、「使う・使わない」の二択で考えなくてもいいと思っています。
冬だけ敷く、家族の状態が変わったときだけ使うなど、そのときの暮らしに合わせればいいのです。
家族がいると、
「勝手に外したら嫌がるかな?」
と気になることもありますよね。
そんなときは、
「洗濯がちょっと大変だから、1週間だけ外してみてもいい?」
と試してみるのもいいと思います。
実際に暮らしてみて、誰も困らなければそのまま。
不便なら戻せばいい。
私も、あれこれ考えているときより、実際に外してみた方がずっと早く答えが出ました。

トイレマットを外すと、床に何もないので拭き掃除がしやすくなります。
わが家では、
という感じで、無理なく掃除しています。
「ここ、ちょっと汚れているな」と気づいたときは、トイレットペーパーなどでさっと拭いています。

わが家では、尿汚れや臭いが気になるところにはクエン酸水を使うこともあります。
クエン酸水をトイレットペーパーやクロスに吹きかけ、気になる部分を拭き取ります。
こちらの記事でクエン酸スプレーの作り方を詳しくご紹介しています。
週に1回程度、部屋の床掃除をしたついでに、トイレの床も拭いています。

私はマイクロファイバークロスを使うことが多く、使ったあとは手洗いして干しています。
もっと楽にしたいときは、使い捨てできるシートなどを使ってもいいですね。
マットがないと、わざわざ持ち上げたり移動させたりする必要がありません。
部屋の床掃除のついでに、そのままトイレも拭く。
このくらいの気軽さが、私には続けやすいです。
こちらの記事で、5分でできる床の簡単掃除について詳しくご紹介しています。
わが家では、長くトイレマットなしで暮らしています。
洗濯の手間がなく、汚れたときにすぐ床を拭けるので、私にはマットなしの方が合っているようです。
ただ、介護中には家族の状態に合わせて、一時的に介護用マットを使ったこともありました。
トイレマットは、ずっと使う・ずっと使わないと決めなくてもいいと思います。
洗濯が負担になっているなら、まずは一度外してみて、自分の暮らしに合う方を選んでみてくださいね。
トイレ全体のお掃除方法は、こちらの記事にまとめています。
