家庭でできる布団のダニ対策!【退治と予防】効果的な3つの作戦!

寝室の写真

 

布団のダニ対策したいけど、特別な道具っているのかな?家で簡単にできる方法を知りたいな。

 

そんな疑問にお答えします!

 

*

 

ダニ対策と聞くと、ちょっと気構えてしまいますが、難しいことはありません。

 

家庭にあるもので、簡単に対策することができますよ。

 

 

この記事では、家庭でできるダニ対策ダニのマメ知識についてご紹介します。

 

サクッと読みたい方は、目次から飛んでくださいね。

 

 

ダニ退治3つの作戦

ダニ退治3つの作戦

 

まずは、家庭で出来る”退治と予防方法”についてお話しします。有効な作戦はこの3つです。

 

  1. 乾燥させる
  2. 熱を加える
  3. 掃除機で吸う

 

【作戦@乾燥させる】

ダニは湿気を好み、乾燥が大の苦手です。湿度が50%くらいまで下がると、生きていられなくなるんですよ。

 

窓をあけたり、除湿機をかけたり。室内の湿度を下げると、ダニを退治できます。

 

 

敷布団を広げて乾かす

 

また、人は寝ている間に、200ccの汗をかくといわれています。起きてすぐ布団を畳んでしまうと、湿気がこもったままになってしまい、ダニを増やす原因に。

 

 

敷布団はすぐ畳まずに、しばらくの間は風にさらすようにしましょう。

 

 

フローリングに直接お布団を敷く場合は、敷布団の下にすのこや除湿シートなどをセットすると、ダニ対策になりますよ。

 

風を通し、湿気をなくす。
ダニが住みにくい環境にすることが、ダニを退治し予防するポイントです。

 

 

【作戦A熱を加える】

ダニは、60度の熱を加えると死滅するといわれています。家庭でできる方法としては、天日干し布団乾燥機の利用がおススメです。

 

 

【天日干しの仕方】
天日干しする場合は、表と裏の両面を干します。しかしながら、ダニは熱くない場所へ移動するため、両面干しても生き残ってしまいます。

 

もっと効果をあげたい場合は、黒い布で上から覆うといいですよ。黒は熱を吸収するため、布団の温度が60度以上になり、ダニの数を減らすことができます。

 

 

【天日干しでのダメな行動】
ポンポンポンとお布団をたたく光景。昔はよく見かけましたし、私もやってました。たたくとダニが取れそうな気がしますよね。

 

しかしこれって、ダニ対策としてはNGなんです。

 

 

【布団をたたいてはいけない理由】
どうしてやってはいけないのか?その理由は、お布団をたたくと、表面についたダニの死骸や糞が粉砕され、布団の奥へと入りこんでしまうからです。

 

せっかくダニ退治したのに、ダニの死骸や糞をまき散らしては本末転倒です。健康被害を受けないためにも、たたかず撫でるように死骸や糞を払い落とすこと。干した後は、掃除機で吸い取るようにしましょう。

 

 

 

【楽したい方は布団乾燥機でダニ対策!】
布団乾燥機があれば、天日干しの手間が省けます。ノズルを布団に入れるだけ。簡単にダニ対策できます。

 


(↑ノズル1本タイプ)
お布団を二つ乾燥できるツインノズルもあります。

 

布団乾燥機の場合も同じ。乾燥の後は、掃除機をかけてダニの死骸を吸い取りましょう。

 

 

天日干しや布団乾燥機は、ダニ退治に有効です。

 

 

 

【作戦Bこまめに洗濯&掃除機で吸う】

ダニ沢山
布団の枕元には、髪の毛のフケやアカが落ちており、ダニの格好のえさ場になっています。

 

ダニも人と同じで、食べたらもちろん出します。

 

つまり、
枕元は、ダニの死骸だけでなく、糞まみれ状態に!?

 

 

掃除機をかける

 

・・・

 

そんなお布団で寝たくないですよね。

 

死骸や糞は人体に害を及ぼします。
だからこそ、こまめに枕カバーやシーツを洗濯し、敷布団に掃除機をかける必要があるんです。

 

 

掃除機に洗濯ネットを被せる

 

布団用の掃除機が無い??

 

専用の掃除機がなくても大丈夫。洗濯ネットなど被せれば、普通の掃除機でも代用できますよ。

 

 

週1〜2回を目安に、シーツや枕カバーを交換したり、掃除機をかけたりしましょう。キレイを保つことで、ダニの繁殖を防げます。

 

 

ダニを死滅させることは可能か?ダニ対策の目的

答えはNO。家で色々対策をしても、全部のダニを死滅させることは至難の業です。

 

 

お風呂場からカビ菌をゼロにすることが出来ないように、ダニも無くすことは不可能。仮に、洗濯などして一時的にゼロにできたとしても、またすぐダニはやってきます。

 

ダニとの戦いはエンドレス。

 

ですので、ダニ対策の目的は、「害のない程度まで減らすこと・そして増やさないこと」と考えておきましょう。

 

 

※ダニを全滅させたい方へ
まる洗いするのがおススメです。大型のコインランドリーで洗ったり、クリーニングをご利用ください。

 

 

怖いのは、生きてるダニより、死んだダニ

生きているダニを減らしただけでは、ダニ対策にはなりません。気をつけなければいけないのは死んだダニや糞の存在。

 

 

知ってますか?
死骸や糞は、アレルギーや喘息を引き起こす要因になるんですよ。

 

 

生きているダニに刺されると10日で治りますが、アレルギーや喘息になると、完治するまで数年かかってしまうこともあるんです。

 

 

リスクを無くすためにも、生きているダニだけでなく、死んだダニや糞も取り除くことが大事なのです。

 

 

布団にいるダニは何?もし刺されたら?

布団に棲息しているダニの代表格は、ヒョウダニです。
このダニは、7〜9割近くいて、人を刺すことはありません。

 

しかしヒョウダニが増殖してしまうと、これを捕食するツメダニが発生します。ツメダニは間違って人を刺すこともあります。吸血はしないそうですが、体液を吸うため、刺咬症の原因になることもあるようです。

 

 

ダニの大きさ

定規と背比べ2

 

  • ヒョウダニ・・・体長は0.3〜0.4ミリ
  • ツメダニ・・・体長は0.3ミリ〜1ミリ

 

 

刺された(咬まれた)跡はどうなるのか?

2箇所穴があくと聞きますが、1か所でもダニです。

 

ダニに刺された跡の様子

 

赤く膨れて、まん中に刺された穴のようなものができます。

 

 

 

どんな症状がでるのか?

蚊と比べ物にならないくらい、ひどく痒いです。

 

私は、衣類にいるダニに刺されたことがあります。そのとき、強いかゆみが1週間から10日ほど続きました。

 

もし刺された場合は?

市販の虫刺され用の塗り薬をぬっておけば大丈夫。

 

ただし、沢山さされてしまった場合や痒すぎて我慢できない時は皮膚科を受診することをおススメします。

 

 

ダニの生態について

ダニを退治するには、ダニについて知っておくことも大事です。

 

【ダニの生態】

  • 春や梅雨〜夏に活性化する
  • 気温20℃〜30℃・湿度60%〜80%を好む
  • 一生のうちに400〜500個の糞をする
  • メスは一生のうち50〜100個の卵を産む

 

対策をしていないお布団には、数十万匹〜数百万匹のダニがいるのだとか。

 

・・・考えるだけで、恐ろしいですね。

 

 

布団に洗いたてのシーツを被せる

 

春や梅雨〜夏は、ダニにとって過ごしやすい季節です。増殖させないためにも、この時期は特に、こまめにお手入れすることを心掛けましょう。

 

 

ダニの住みにくい環境にすることが、ダニ退治のコツといえます。

 

 

まとめ

布団に住むダニの代表格はヒョウダニ。ヒョウダニが増えると人を刺すツメダニもでてきます。

 

ダニの糞や死骸は健康被害のリスクがあります。ダニ対策は、生きているダニを退治することだけでなく、死骸や糞を取り除くことが必要です。

 

【3つのダニ退治と予防策】
●乾燥
換気をしてダニの住みにくい環境にする。

 

●熱
天日干しなど熱を加えダニを死滅させる。

 

●洗濯&掃除機
週1〜2回、シーツを清潔なモノに交換。
週1回掃除機で死骸や糞を吸い取る。

 

ダニをゼロにするのは難しい。
害のない程度にダニを減らすこと、増やさないこと」を目的にダニ対策をしましょう。

 

 

最後に

ふかふかお布団2

 

家庭でできるダニ対策についてまとめました。

 

見えないからこそ油断禁物。ダニが増殖する季節は、とにかくこまめに、お掃除をしていきたいものです。

 

お布団は1日の疲れを取る場所。お掃除をして気持ちよく眠れると、うれしいですね。

 

 

清々しい空の写真

 

 

あなたのお布団も、すっきりキレイになりますように。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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